最近は全く専門外の知識に触れてみようとふと思いまして、今もっとも興味深いなぁと思った医学系の専門書を読んでみようと思いました。
その中でこの「病気がみえる」シリーズはところどころめちゃくちゃ難しいですが、絵もたくさんかいてありますし、説明も非常にわかりやすいです。
医学に完全に素人の人間でも生涯学習にももってこいですし、医学の知識はある程度持っていると非常に役立ちやすいなぁと思いました。
ということで最近読んだ本を列挙していきます。
病気がみえる vol.8 腎・泌尿器
この病気がみえるシリーズの中では一番難しかったです。
腎関係は外に出ていない分全く想像つかないですし、自分や自分の周りで何かかかった人もいなかったので、腎盂腎炎ってどういうものなのかというのがわかっただけでもラッキーでした。
病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症
ここ1年くらいは免疫関係は非常にホットだったので、すごく興味はありました。
自然免疫と獲得免疫のあたりは非常に参考になりました。
子どももいるため感染症関係のところも結構読んだので、感染症関連は本当にかかったら怖いなぁと思うことばかりです。
自分の母が膠原病の1つである橋本病にかかったので、膠原病はそこそこそういうものなのだ、と思っていましたがリウマチも膠原病の一種だという発見があったりしたので、体系的に学べるのは非常に面白い発見でした。
病気がみえる vol.12 眼科
これは図書館んで借りたのはいいものの、そこまで興味が出たわけではなく、なおかつ非常に写真がキツイのが多くなかなか直視できないところもありました。
お医者さんや看護師さんたちはこういう写真や実物に見慣れていると思うと、本当にすごいなぁと思わざるを得ないです。
病気がみえる vol.5: 血液
血液は結構複雑なことが多かったです。白血病にも色々なタイプの白血病があったりしました。
この白血病のことを考えるとサッカーのアルビレックス新潟が早川選手や競泳の池江選手のことを思い出すので考え深いです。
お二人ともよく復帰して第一線で活躍しているなぁと思います。
本当にすごいと言わざるを得ないです。
病気がみえる vol.14 皮膚科
妻がアトピー性皮膚炎を患っていて、この本は本当に興味を持って読むことができました。
特にアトピーがどのようなメカニズムでかゆみや肌の乾燥等を引き起こしているか、というのと対処法や治療法を詳しくて書いているところが非常に素晴らしいかったです。
少し前までは考えられないようなアトピーの治療薬のことが書いてあり、非常に最新な本であることがわかりましたし、医療の現場というのはたった一つのブレイクスルーが起こると今まででは考えられない劇的な改善をしうるというのが印象的でした。
医療従事者の方が数年現場にいなかったら役に立たないということを言っていたのを覚えていましたが、こういうことなんだなというのがわかりました。
皮膚病系は写真がかなりえげつないのが多いです。心が弱い人は絶対に見ない方がいいと思いました。
しかしこれを患っている人がいるのも事実で、本当にこんな病気があると思うと非常に胸が苦しくなります。
病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科
この本は男性である自分には直接関係は低いですが、女性はこのようなことが男性よりも考える必要があるということ自体が大変です。1冊分大変という事実が本当に大変です。
ほとんどの男性は大体こういう病気にはピンとこないです。友人で子宮内膜症にかかったという友達がいましたが、いまいちピンとくることができませんでした。
こんなに大変な思いをしているのに、うまく話しを聞いてあげることもできなかったは知識不足だったなと悔やみます。
病気がみえる vol.10 産科
子どもが生まれる前に見ておきたかったーと思いました。
色々な疑問が浮かんでは消えていくのですが、この本に書いてあることはかなり体系的かつ包括的でした。
何を気を付けなければいけないのか?これが起こるとどうなるのか?などなど知っているだけで防げる病気もたくさんあると思います。
薬がみえる vol.4
一番最初に見たみえるシリーズなのですが、この薬がみえる vol4は信じられないくらいよくわかりませんでしたw
こういうことを勉強している薬学生はすごかったんだなぁと感心しました。
こんな感じで色々読んでみましたが、普通のビジネス書と違って全く知らないものを吸収するのは本当に楽しかったです。
あとは脳関係の本も読みたいなぁと思っているので、何かチャンスがあれば病気がみえるの神経・脳の本を読んでみようと思っています。