どうもこんにちは!オザキ(@s4224945)です。
英語音読の教材はどんなものを使えばいいのかを教えてほしい。
こんな英語学習の悩みありませんか?
この記事を読んでいただけることで、効果的な音読のやり方や注意点、自分にピッタリな音読に適している本を探すことができます。
山のように英語学習本を読んだ私が適切だと思う教材をおすすめします。
英語の上達には音読が欠かせない
音読と言うと皆さんあまり良いイメージを持っていないことが多いと思います。
というのもおそらく中学の時などに音読をさせられて恥ずかしい思いやなんでこんなことするんだろう、面倒くさいなと思ったことがあるからだと思います。
そんなあまりイメージを持たれない音読ですが、英語を話せるようになりたいと思うのであれば音読に対する悪いイメージを取り払う必要があります。英語はやはり言葉なので声に出して勉強をしましょう。
特に英語のスピーキングを上達させるには自転車を乗るように練習が必要なのです。
英語を話したいのであれば英語が話せるように慣れる必要があります。
大ベストセラー「英語耳」の松澤氏がその著書の中で「英語は壮大な慣れである」と言っていたので私はまさにその通りだなと思います。
英語を話す時は日本語のまま英語を話すのと違って英語の発音のまま英語を話さなければ意味がありません。そして伝わることもありません。だからこそ英語を慣れるために英語をしっかりと勉強して話しましょう。
そう言ってみれば英語の発音を勉強していない人が英語を話せないと苦手意識を持つのは当然のことかもしれません。自転車を乗れない人が突然自転車を乗れるわけではありませんし何事にもトレーニングというものが必要となります。
英語は壮大な慣れということもありますがどちらかと言うと英語を話すという点においてはスポーツのように何度も繰り返し練習する必要がありますその練習の一つとなるのが音読です。
英語を音読する効果とは?
音読は黙読や手で書いているような勉強方法とは違い、様々な効果が期待できます。その中でも音読は口に出すことによって記憶力を高められた李、手で書くよりも早く学習できることがあります。さまざまなメリットがあるのですがどんな効果があるかを見ていきましょう。
主な効果は下記2つです。
- 英語の発音やリズムが身につく
- 英語を英語の語順のまま意味を理解できる
音読による効果については下記の記事をご覧ください。
英語の発音やリズムが身につく
事前にCD などを使ってネイティブスピーカーが話す英語を聴きながら練習をしていくのが正しい音読の方法です。事前にCDなどを使って練習をしていくことで、しっかりとしたアクセントや発音、ストレスなどを勉強することができます。英語の発音やリズムなどをしっかりと意識して勉強していくことによって身についていきますので、地道に勉強をしていきましょう。
ある程度はこういう風にやるということは様々な書籍でも書かれていますが具体的には自分で録音したりして発音を近づけていくしかありません。
英語を英語の語順のまま意味を理解できる
「英語を英語の語順のまま理解する力」がつくことも音読のメリットと言えます。
例えば下記の文があるとします。
I had lunch with my friends yesterday
「私は/昨日/友達と/ランチした」と頭の中で考えてしまうと、それはすでに日本語の語順で考えていることになってしまいます。
これは問題を解くときにも英会話をするときにも圧倒的不利です。リスニングでは会話は止まってくれるわけではありませんし、いちいち前後していたらリーディングでも時間の無駄になります。「私はランチした/友達と/昨日」と英語の語順のまま理解することに慣れると、英語を読むスピードもリスニング力も大幅にアップします。
音読をしていると、英語を話しているので日本語の語順を考えることはとても難しくなります。英語と意味とをくっつけることによって、その意味をわかるようになります。
効果的な音読トレーニングのやり方とは?
では、自分の英語に自信が持てるようになる、効果的な音読トレーニングの方法をご紹介します。
音読のやり方に関しては英語の音読による勉強法に関してもご覧ください。
音読教材の最低条件
音声CDが付いていることによってネイティブの音声を聞くことができることは最低条件です。
具体的なやり方・手順
- 文の意味を把握する、文法理解
- CDを聞く
- オーバーラッピング(シャドウイング)をする
- 英文の構造理解をする
- 音読をする
- 繰り返す
まずは音読対象の文の全て理解しておくことから始まります。文章を理解していないと音読をしても効果がとても薄くなってしまいますので注意が必要です。
そして単語だけではなく文法の理解も深めておきましょう。文法の理解を深めておかないとそれこそ同じような文章が出てきた時になぜこういう風にいるのだろうかということが分からなくなってしまいます。つまり音読の効果が薄くなってしまうのです。
そして、CDを聞いて発音やイントネーションがストレスなどをどの部分でいるのかをきちんと確認しておきましょう。CD を聞いて発音の確認が一通り終わったら、オーバーラッピング(シャドウイング)をしていくことになります。CDの音源を聴きながらその後に続いて声に出して行くことによって、音声を確認しながら英語の発音を読み上げていきます。
英文の構造をある程度理解したらいよいよ音読をしていくことになります。
ここでどのように発音はすればいいのかまたはイントネーションが分からなくなった場合は音読を一旦止めてCDを聴きながら再びオーバーラッピング(シャドウイング)することによってもう一度確認して行くことになります。
音読をひたすら繰り返して30回くらい練習していきます。
すらすらと英文が口から出せるようになるのが目標です。
音読の注意点
音読の注意点としては三つほど注意することがあるので確認しておきましょう。
- 内容を理解していない
- CDなどネイティブ音声を使わない
- 反復量が足らない
効果が薄い音読をしてしまう時は大体この3点に当てはまると思います。
それも上であげたポイントとはかけ離れているものばかりですので、この注意点も逃さずしっかりと確認しておきましょう。
音読の注意点に関しては下記の記事をご覧ください。
おすすめの英語音読教材
毎日の英語学習に音読を取り入れてみたいけれど、どの教材がよいのかわからない・・・
という方のために、いくつかおすすめ教材をご紹介します。
購入する前に下記2つのポイントを確認してから購入することをおすすめします。
・自分に合っているか?
・本に出てきている文章レベルは適切か?
全部で19冊選んでみました。では、見ていきましょう。
おすすめの音読用教材16選
スタディサプリ
リクルートが提供しているアプリで高校入試、大学受験、TOEIC対策の単語力アップに最適なです。
目標の試験に合わせ内容を変更できます。意味・リスニング・発音・音読などと総合的に学びながら単語の定着度を高めることができます。
スピーキングモードではマイクを使った発音チェックもできるのでかなり使えます。
そんなスタディサプリは今なら一週間無料で体験できます!
このように例題の中から勉強したい項目を選んでいきます。
講義もついているためわかりやすいです!
英会話・ぜったい・音読シリーズ
音読本としては最もポピュラーな本の一つで、同時通訳として著名な國弘さんによる、「音読による英語の基礎力作り」のための本です。音読としては文章やCDもありますし、音読テキストとして最適です。
基本的な文法を網羅していますし、中学の教科書レベルの文法がしっかりと入っているのでとても良い本だと思います。
入門編から続・挑戦編と5冊続くシリーズなので、自分のレベルにあったテキストを選んで音読トレーニングが可能です。
トレーニングとしては1日1レッスン音読を繰り返すというタイプの本です。1日1時間程度を3か月頑張って地道にやると、確かに音読の効果がでてきそうです。
頑張ってやってみるだけの価値はあるかと思います。
おおよそのTOIECのスコアとしては下記のようになっています。
- 470点まで:入門編
- 470〜600点:標準編
- 600点以上:挑戦編
英会話・ぜったい・音読 入門編
英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】 (CDブック)
英会話・ぜったい・音読 【標準編】—頭の中に英語回路を作る本
英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】—英語の上級回路を作る本
英会話・ぜったい・音読 【続・挑戦編】 (CDブック)
音読パッケージトレーニングシリーズ
自分で英語を聞き、声に出すことで、英語体質を作るために音読トレーニングをパッケージ化した本という構成のシンプルな音読本です。
こちらもシリーズを通してとても人気がある本です。
音読することによって、英語学習において覚えたものを定着させていくという狙いのある本です。音読、リピーティング、シャドーイングをすべてトレーニングをしていきます。あまり難解な英単語はほとんど使われていないので、とっつきやすいです。
後述しますが、瞬間英作文で有名な森沢氏による音読教材でとても定評があります。
音読をひたすら繰り返すことによって効果を実感できるシリーズです。
難易度を確認してから購入するのをおすすめします。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング
ぐんぐん英語力がアップする音読パッケージトレーニング
もっともっと英語力がアップする音読パッケージトレーニング上級レベル
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
上記の音読パッケージシリーズの著者である森沢さんの著書です。
基本的には中学生レベルの簡単な英文を繰り返し音読しつつ暗記していくという構成の本です。/英語上達完全マップの著者である森沢洋介さんが日本に広めた英語学習方法です。
こちらも英会話をするという人にはド定番の著書で、中学レベルの文法で英文を作る能力を身につけられるところが人気です。
“スピーキング”のための音読総演習
英語で「思う」力を身につけることが英語を学ぶ上では大前提であるというコンセプトのもとにつくられている本です。思う力と「聞く」「話す」「読む」「書く」を伸ばすために、音読で言葉に文脈と感情を加えます。チャンク音読、ノーマル音読、ささやき音読、和訳音読、感情音読、タイムアタック音読とステップを踏んで繰り返し練習。
英語らしい表現が身につくという例文が人気の本です。
やはり音読するには表現がナチュラルなものをできるだけ選んだほうがよいですね。
CD-ROM付 最強の英語独習メソッド パワー音読入門
英語のレベルは初中級レベルの本で、上記の「“スピーキング”のための音読総演習」の著者横山カズさんの本です。
英語を話すためのトレーニングを同じようにチャンク音読、ノーマル音読、ささやき音読、和訳音読、感情音読、タイムアタック音読の6パートで練習してきます。
こちらも例文が非常に良いと評判の本です。
英語で「日本」を話すための音読レッスン〈CD付き〉
日本を題材にした音読教材で、練習した英語を使うことも多いかもしれません。会話でよく使われる言い回しも入っているので実践的で、使いやすいです。学生ボランティアなどで外国人によく合うという人は持っていてもよいかと思います。
個人的には似たような本を買って東京案内などしたことあるので、「使える」というイメージが強いです。
中学レベルでどんどん身につく 話せる!英語音読【初級編】〈CD付き〉
話す力、自分の意見を述べるというところにフォーカスした音読トレーニングを行います。
手順もしっかりと提示されていている本で、音読のさらに先をイメージしている音読学習本です。
ゼロからスタート正しい音読学習
英語学習では有名なゼロからシリーズの音読版です。人気講師の安河内哲也先生が提唱する5ステップの音読学習法で訓練ができます。言語操作能力をトレーニングする本です。
CD付 英文スピードリーディング 初級編
「目と耳」から速読力を鍛える!がキャッチフレーズの本書。
リーディングと書いてありますが、CDを利用して音読するようなないようになっています。英検二級程度でTOEICは600点前後の方向けですが、文節ごとに区切って発音するCDがついてて、息継ぎのタイミングやチャンク単位で見る感覚が身に付きます。
何度も音読することによって、レベルアップが図れる本です。
音読用じゃないけどおすすめ教材4選
特別に音読用ではありませんが、出てくる例文を音読すると効果を発揮するような教材を紹介していきます。
速読英単語
大学受験用の参考書ですので持っている人も多いのではないでしょうか?
入門書には短い英文が例文としてあります。英単語を覚えるための本ですが、文脈から英語を覚えることをコンセプトいるため、CDと一緒に音読の練習をすれば効果が出てきそうですね。
音声CDは「ゆっくり」と「はやい」の二つのスピードで英文ストーリーを読み上げています。
基本単語が足らないと思っている人はこの速読英単語からやっていくと音読の練習にもなり一石二鳥です。
ALL IN ONE
文法、単語、熟語、読解、リスニングと、大学受験のときの強力な味方です。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。基本的な部分を押さえていないと感じる方はこの本を使ってみてもいいかもしれません。
速読英単語とどちらがいいか一度中身を見てから使い始めるといいと思います。
CD約70分の例文もボリュームがありますし、ある程度の長さになっているため覚えにくい長さではありません。
English Grammar in Use
基本的には文法書なのですが、読解の練習にもなります。
日常でよく使われる文が例文として使われており、あいまいだった文法事項も分かりやすく解説してくれているため世界でベストセラーの文法書です。
実際に読んでみるとびっくりで、英語なのになぜかわかりやすくてよいです。私が語学留学をしているときにもたくさん持っている学生がいて、この文法書で盛り上がることも可能です(笑)
解説に使われている単語も基本単語なので、そこまでたくさんの単語量が必要なわけではありません。
本当にびっくりしますので、書店であったら一度立ち読みでもいいので見てみてください。
English Grammar in Use Intermediate版
基本的には文法書なのですが、読解の練習にもなるGrammar in UseのIntermediate版です。青いバージョンのGrammar in Useと言えばESL(英語第二言語話者)の間では結構通用します。
赤い方は結構簡単なので、そこそこ自信がある人は青い本からやってみてもいいです。
著者はわかりやすく書く天才か?って思うほど良書です。
英語学習におけるおすすめの音読教材:まとめ
ここで英語音読トレーニングのおさらいです。
- 英語の上達には音読が欠かせないので頑張ってやってみましょう
- 英語を音読する効果は英語のリズム習得と英語の語順のまま英語を理解できるようになる
- 音読するときは音楽CDを聴いてからネイティブの後に続いて練習、そのあと音読
- 英語の音読教材はCDがついているものが最低限のおすすめ!
あまりやりたくないイメージを持たれることの多い音読による練習方法ですが、スピーキングだけではなく英語力が全体的にレベルアップできるようになります。
あとは粘り強く地道に月単位で練習していきましょう。
スラスラと口からでるようになるころにはレベルアップしているはずですので、続いては暗唱ができるようにステップアップしていきましょう。
暗唱に関しては下記の記事もご覧ください。
参考:英語暗唱の効果とは?
続けて音読、暗唱を続けていくことによって英会話という実践においても役立ちますし、リスニング向上により試験でも点数アップができるはずです。
多くの効果がある音読、ぜひともやってみてくださいね。
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