どうもこんにちは!尾崎(@s4224945)です。
今回はこの前のデータ吸い出しに引き続きiMac 2012を本格的に直していくことにします。
iMac2013でも構造は全く同じなので解体はすることができます。
▼▼過去記事はこちら
iMac2012のHDDが壊れたのでDisk Drillで復旧
壊れてしまったので、どうせ修理するくらいならSSDやメモリを8GBから16GBにしていき、大幅なパワーアップをしていこうかと思っています。
手順は結構大変なので、誰にでもお勧めできるわけではありませんが、もう壊れてもいいやって思っている方だったり、実験的に開けてみたいと思う人にはちょうどいいかもしれません。
あくまでも精密機械をいじるため、絶対に自己責任で行ってください。
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Contents
今回使う道具やSSDとメモリ
今回はトルクスドライバーがあるセットとSSDとメモリと両面テープなどを買っています。
後述しますが、両面テープはこれではなく、あまりにも使いづらいので他の物を買いました。
トルクスドライバーも買い足しています。
WDなら大丈夫そうなので500GB積んでみました。
ノートPC用って書いてありますけど、こいつで大丈夫です。
まずはiMac2012のディスプレイを剥がす
一番大変な作業がぶっちゃけこのディスプレイを剥がす&はり直すの作業です。
両方で1時間くらいかかることを覚悟しておいたほうがいいです。
特に初めてやる人には大変なので時間がかかります。
こうやってギターのピックみたいな薄くて固いプラスチックが役に立ちます。
それ以外だとピザカッターでやっている人もちょいちょいみますね。
それとともにポイントカードみたいなものをどんどん差し込んでいきます。
両面テープがはがれたところです。
どんどん剥がしていきますが、カメラの上部分は差し込まないように気をつけてください。
全部はがれたら、上の方にあるコネクタ二つを外していきます。
最初で難しいかもしれませんが、上の方は引っこ抜けば抜けます。
下の方は見にくいですが、ストッパーがついています。
ストッパーは黒いビニールテープみたいのが少しついているので、そのビニールテープを引き上げてあげることによって外れます。
これが上のコネクタを外したときの画像です。
こちらは下のコネクタのストッパーを外したときの画像です。
これでなんとかディスプレイを外すことができました!
ここだけで体力をごっそり持っていかれるかもしれませんねw
ディスプレイの裏はこうなっています。
ディスプレイの両面テープを剥がしておきます
ついでにですが、しっかりと両面テープは外しておきましょう。
この方法でディスプレイを外すと、両面テープに粘着力がなくなってしまいます。
ですので、こちらの粘着力の弱った両面テープは外しておく必要があります。
本体側にも両面テープが張り付いているので剥がしておきます。
剥がしたところに両面テープを先に貼付けておくとよいでしょう。
このテープがたぶん5mm幅なので、5mm幅の両面テープを買っておくとやりやすいです。
iMac 2012の部品を外していきます
テープを剥がし終わったら、ようやく本体の部品を外していきます。
まずはここからです。
一番最初にHDDを外していけるので、HDDからSSDを交換するだけならばここで終わりです。
ネジはなくさないように、こんな感じで缶とかに入れておきましょう。
4個ネジがついているので、4つとも外していきましょう。
トルクスドライバーのT10を使って外していきます。
向かって右側のネジ二つは同じ長さのはずです。
向かって左上のネジは一番長いです。
ネジをとるとこのストッパーが二つ外れます。
これもなくさないようにしておきましょう。
HDDが外れそうですね。
ネジを外したあとは、コネクタ部分を外します。
コネクタは普通に引っ張ると外れますので、力を入れすぎず慎重に外しましょう。
もう一つの小さいコネクタの方も慎重に外しましょう。
手でやっても外れていきますので、いきましょう。
SAMSUNG製のHDDが入っていました。
こいつが壊れてしまったにっちもさっちもいかなくなったので、後ほど組み立て直すときにSSDに交換します。
iMac2012のファンを外す
続いてはファンを外していきます。
ファンは三カ所のネジで止められていますので、黙々とネジを外していきます。
三カ所目がこれです。
ネジはなくさないようにしましょう!
ここのコネクタはひっぱると取れます。
これをとるとファンはあっさりと取れます。
iMac2012のストッパーを外す
続いてストッパーを外していきます。
全部で五本ビスがあります。
5本すべてとっていくと、バーみたいなストッパーが取り出せます。
ストッパーを外したら次は向って右側のスピーカーを外していきます。
丸がついている部分のコネクタを外しておきます。
簡単に取れますけど、壊さないようにやさしく引き抜きましょう。
iMac2012のスピーカーを取り外す
向かって右側のスピーカーは二つあります。
こちら側の大きなネジをトルクスドライバーのT10で外していきます。
下側のビスを外していきましょう。
コネクターのコードがひっかかっているので、うまくとりながらスピーカーを引き抜いていきます。
iMac2012のメイン基盤のビスを外す
続いてメイン基板のビスを外していきます。
ここもトルクスドライバーのT10で外していきます。
メイン基盤のビスは4カ所あるので、トルクスドライバーT10を使って外していきましょう。
iMac2012の下基盤を外していく
続いて下にある基盤を外します。
まずは、下の基盤とメイン基盤をつないでいる写真中央左にあるコネクタを外してあげます。
ひっぱってあげると外れます。
ネジは二つありますので、しっかりと外しておきます。
ストッパーも外されているのかを確認しましょう。
下の基盤はこれ以上何もしません。
半田付けされているので、後は何もしません。
メイン基盤はまずここから外していきます。
上のほうは引き抜くだけで、下のコネクタはストッパーもついています。
こちらが外した後のコネクタです。
これがストッパーですので、しっかりと先に引き上げてから入れておきましょう。
続いて向かって左側にあるコネクタを外します。
少し取り出しづらいので気をつけてください。
続いて、上のストッパーです。
これはかぶさってパチッと閉めるタイプなので、ぱかっとはずす要領で外してください。
こんな感じで上に引き上げる要領で開けます。
今度はそのまま下にいって、この部分の4つのコネクタを外します。
ピンセットよりもニッパーなどで掴んで引き上げるという感じです。
かなり強めに噛み合わさっているので、慎重にかつ力強く引き上げます。
4つとも引き上げた状態です。
iMac2012のHDDが置かれていた台をとる
今度はHDDが置かれていた台を外していきます。
この台はビス一つだけでついています。
これは簡単に外れます。
iMac2012のスピーカーを外す2
今度は向かって左側のスピーカーを外します。
ネジを外していきます。それとコネクタも外していきます。
外していくときには、左側の配線にも注意しながらゆっくりと外してください。
iMac2012の配線をとる
メインの基盤を外す前に、束ねられているコード三本を引き抜いてください。
iMac2012のメイン横の黒い部分を外す
メインの横の黒いボックス状の部分を外していきます。
ネジ4本で構成されているので、しっかりと外します。
画像でビスが入っているところが少し下の方まで入れないと抜けないので、長めのドライバーで引き抜きます。
なお、ビスはT7かT8で外れます。
iMac2012のメモリ交換
裏返したところで、ようやくメモリを変更できます。
銀色の部分を外側に引っ張るとメモリがでてきて、挿入するときは斜めに入れてあげます。
めちゃくちゃ簡単です。
iMac2012の組み立て直し
ここからは逆の手順で組み立て直していきます。
iMac2012のメイン基盤の横の黒い部分をネジ止めしていく
さて、本体を組み立て直していきます。
最初と逆の手順で行っていけば大丈夫ですが、まずは横の黒い部分から4本のビスを入れていきます。
iMac2012の配線をまとめる
続いて、配線を元に戻します。
iMac2012の向かって左側のスピーカーを戻す
向かって左側のスピーカーを入れ直してあげます。
配線に注意してください。
iMac2012のHDDの台をネジ止めする
HDDの台になっているところを固定します。
それと上の基盤も一緒に固定します。
iMac2012の下基盤を止めていく
上の基盤は二つビスを閉めていきます。
二つ目はこちらです。
この二つのビスを入れていけばOKです。
向かって右のスピーカーを入れていく
まずは出ていた配線を元に戻してからスピーカーを入れて、ビスを閉めていきます。
ビス止めしていきましょう。
この二カ所ですね。
コネクタは後ほど閉めていきます。
メイン基盤を締めていきます
メインの基盤のビスは4カ所です。
四カ所を締めていきます。
iMac2012のコネクタをつなげていきます。
まずはスピーカー横のコネクタを入れ直します。
続いてスピーカーの向かって上の方のコネクタをパチっと入れ直します。
このようになって外れなければ大丈夫です。
ここも差し込むだけです。
その下のコネクタ二つも差し込みます。
下の方は差し込んだあとに、ストッパーもつけます。
向かって右のコネクタを入れていきます。
メイン基盤向かって下のコネクタ4つを配線の順番通りに入れていきます。
ファンを戻す
続いてファンを戻していきます。
ビスは3つあります。
フレーム裏のストッパーを戻す
ネジ5つあるので、ストッパーを押さえながら止めていきます。
SSDを入れる前にしっかりとこの状態になっていることを確認してください。
でないとSSDを入れることができません。
こんな感じで入れていきます。
まだ、しっかりとコネクタ入れてません。
ちなみにSSDの方が小さいのですが、スペーサーなどは入れてません。(本当は入れたほうが良さそうですけど)
今度はビスを締めていきます。
長さが違うので、確認しながらいれていきましょう。
向かって左上が一番長いビスです。
右側は同じ長さのものです。
こんな感じになります。
これで内部はほぼ完了となります。
最後に、両面テープを貼付けていきます。
貼付けていったらディスプレイを最後に閉めるのですが、最後にディスプレイと基盤をつけてから閉めるのを忘れないようにしましょう。
いよいよ緊張のディスプレイ点灯
どきどき・・してましたがちゃんとつきました!
MacってWindowsよりも初期導入とか壊れたときとか楽ですね。
OSをDLできるなんて便利だな〜
iMac 2012はMountain Lionが初期OSだったみたいです。
どんどん先に進みます。
ここで間違えていたのですが、ここに来る前にディスクユーティリティを起動してからSSDをフォーマットしておくのが正解だったようです。
そうするとこのようにダウンロードが始まります。
SSDは認識しているようで良かった〜
つけてみてからメモリがしっかりとついていたので一安心でした。
これで最後となります!
iMac2012のメモリとSSD換装のまとめ
実際にこのように作業時間は結構かかってしまいました。
2時間くらいかかったのですが、これをすることによってとてもストレスフリーになることができました。
iMacは本当に直してよかった。
体感が早くなりまくってストレスがほぼなくなったな。
SSDで起動が早くなるだけではなく、メモリも2倍になったからほとんと遅くなる要素がだいぶなくなった。— 尾崎@ (@s4224945) July 5, 2018
こんな感じだったので、自己責任ですがやってみたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに今回の換装、増設でかかった費用は3万円くらいでした。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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