ファクトリーリセットをした方がいいのはなぜか？
Androidの携帯を使っていて、しばらくしていると気づく人もいれば気づかない人もいるが、だんだんと動作が遅くなっていくことがある。これは色々とストレージの中などにキャッシュ等の新たなデータやアプリなどが入っていくことがあるからで、そのまま放置しているとAndroidの携帯の中をどんどん圧迫していく。
これを放置していると動作がだんだん遅くなっていってしまう。
ただこれは、挙動が遅くなったときと動作が遅くなる前を見比べてみないと気づかないことが多い。そのため、結構この挙動が遅くなったことに対して疑問を持たなくなる人もいるかもしれない。
ただ極端な話、使っていてアプリの起動に5秒だったものが8秒とかになったりすると、一日に何回もアプリを開く人にとっては重大な問題になる。20回アプリを開けば1日1分無駄することになる。
気づかないうちに無駄な時間を過ごすことは中々気づかないし厄介である。
ファクトリーリセットの目安
特に決めていないが、空き容量が1GB近くになると最近のAndroidは警告がでるようになっている機種もあると思う。もしかしたら機種によっては出ないし、Androidのバージョンによっては出てこないものもあるかもしれない。個人的には空き容量が内部の容量64GBのスマホで5GB以下になったらファクトリーリセットしてしまおうと思っている。
人によっては違うかもしれないが、なんとなくでも目安を決めておくのがいいかもしれない。知らず知らずのうちに無駄なアプリをインストールしてしまっていることは往々にしてある。
気づいたときには無駄に時間をスマホに奪われていることになるので、ある程度注意が必要かと思う。
毎年のようにスマホを買い替えている人にとっては、あまり気にしなくてもよいかもしれない。
スマホを買い替えている＝バックアップもとれているだろうし、とくにデータのごみが全くないスマホを毎年使うことができているだろうから。
ファクトリーリセットをすると買ってきたときのような動作になる
あまりしたことない人にとっては面倒かもしれないが、買ってきたときのように挙動になるのは中々爽快だと思う。もう一度アプリを自動でインストールするので、ある程度時間も必要だし、ログインもしなおさなければいけないので面倒になることもあるが、アプリの大掃除もできるし、挙動も新品同様のキビキビした動きが戻ってくるので、やってみることをお勧めします。
ただし、少なくともGoogleのアカウントに連携してバックアップは取っておかなければ、自動的なアップデートをしてくれたりしないので、Googleのバックアップはファクトリーリセット前にはしておいた方がいい。
まっさらな状態になっていて、ホーム画面にショートカットを新たに置かなくてもよいようなアプリは結局いらなかったアプリということになるので、アプリの取捨選択も自動的に行われると思う。
こうしておけばあとは気づいたときにアンインストールしておけばだいぶすっきりすると思う。 ファクトリーリセットのデメリット 面倒くさいということに尽きる。ファクトリーリセット自体はめちゃくちゃ簡単なのですぐにでも行うことができるが、写真等のバックアップの確認をしたり、アプリがダウンロードすべてされるまでにどのくらいかかるかはやってみないとなかなか何とも言えない。個人的にはアプリ110個ほどで３～４時間かかったので、時間がある程度取れないと面倒くさいし、その間LINE等での連絡も取れないということになりがち。 寝る前にファクトリーリセットを行ってダウンロードしておけばなんとかなるが、それでもその次の日にリセットされたアプリの設定を戻していくのはかなり手間。 次の日が休日じゃないと何かあったときに面倒なので、これまた面倒。だけどやってみる価値はそれ以上にある。本当に。自分みたいにスマホを2台持ちしている人には得におすすめ。 他のデバイスでも全く同じ iPhoneでもWindowsやMacなどでも同じようなことなのだが、あまり行われることはないように思える。挙動がだんだんと使っているうちに遅くなっていったり不具合が生じてしまうことがあるので、そんなときは一回工場出荷時（ファクトリーリセット）を行うことで動作を戻すことができるようになる。