経理の仕事とはどういうものなのか?実体験を交えてお伝えします! | セール情報大好き

経理の仕事とはどういうものなのか?実体験を交えてお伝えします!

経理って何やってるの?

どうもこんにちは!尾崎(@s4224945)です。

私は以前経理の仕事をして、下っ端としては大体の仕事をやらせてもらう機会がありました。
非常に大変だったけれど、全体感がだいぶ見えてきたので経理のレベルとしてはだいぶ上がりました。
なにやっているかわからないレベルから、卒業できたことで会社の全体が見えてくるようになったことは今でもよかったかなと思っています。

そんな経理の仕事や疑問を紹介していきます。

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経理とは?

どこの会社でもいる経理部、経理課、経理〇〇・・・色々な名前はありますが、やっていることは大体は一緒です。

会社の収益とか費用とかをどのくらいかかったのかを調べて財務諸表にしたりして、株主へ責任もって開示するというのが基本的なお仕事です。

会社の社長や経営層にレポーティングするというのも重要な仕事の一つとなります。

簡単にいうとそんなことをやっている会社のコストセンター(費用部門)です。

会社によっては経理部で管理会計や在庫の管理などを行っているところもありますし、そうでないところもあります。

ここは会社の規模や方針とかによります。

経営企画とかが経理と一緒にいるのが大人の事情で嫌だったらわけられたりしますし、財務と経理がくっついているということもよくあります。

もっと小さい会社なら人事総務・システム・財務経理などを一人で兼任しているようなところもあります。

そこらへんは勤めている会社の事情なんかが大きく影響してます。

また、大きい会社だと経理と連結会計の部署がわかれていたりと、とても複雑な仕事でもあります。

経理って何やってるの?

上記でも述べましたが、財務諸表報告というのが一番の目的なわけです。
それ以外にも月次決算、四半期決算、年次決算、監査対応だったり税務対応、親会社子会社の連携、合併対応、事業所移転対応、当局対応などなど、毎日発生するわけではないものでもこれだけ色々と対応するところはあります。

日々のルーティンで行われる作業としては、費用の伝票作成だったり、内部取引資料作成、決算のための請求書提出呼びかけ、前払費用の対応、未払い費用の消込、予実報告、貸倒引当金の調整、固定資産の登録・処理などなど、とても面倒というか地味な仕事が待っています。

経理は基本的にパソコンでする作業が多かったり、紙の証憑をだしておかなければいけなかったりするのですが、どっちにしても周りから見たら何やってんの?っていうことが非常に多くてわかりづらいです。

そしてコストセンターであるがゆえに、「利益も出してないのに何やってんの?」と思われることも多いうえに、最近ではAIが出てきたらおまえらいらないっしょ?と思われることも多々あります。
というか転職エージェントはかなりそう思ってます。

経理ってなんでうざいの?

マーケティングを関連している部署の方、一度は経理をうざいと思ったことはありませんか!?笑

確かにマーケティングと経理の人がよく戦っているシーンをよく色々な人から聞かれます。

まあ予算の問題ですよね。

あとお金が出てくるところでは必ずしも経理が絡んでくるので、そういうったことになりがちとはなります。

少し横道にそれますけど、「経理」と「財務」っていうのは別物なんです。

しかも内部統制上本当は別々に分けておかなきゃいけない部署です。

というのも経理がやっていることは、「情報の管理」ということがメインの仕事です。
しかし、財務がやっている仕事は「お金の管理」ということがメインの仕事です。

二つとも会社の重要な数字のところやっているため、よく間違えられますがこの二つは似て非なる仕事です。

話を戻すと、とにかく経理はお金が出てくるところ、費用がかさむところに対してはとにかく性格な数値を出そうとするのが仕事です。

それゆえに他部署のところだとたくさんの仕事があればあるほど、雑務に近い経理への報告っていうのは遅れていきます。

お互いのポイントがずれちゃうからこのようにいさかいみたいのが発生していくことになるのです。

経理っていらないんじゃないの?

「経理ってAIが発達してきてるからいらないんじゃないの?」最近はこれがトレンドです。
多分間違えて解釈してしまっている人も多いんじゃないかと思います。

まだまだAIが発達するには結構時間がかかるだろうというのが個人的な感想で、さらに言うとAIができる仕事というのはおそらく日々のルーティン作業に関してだと思います。

まだまだレベルアップしなければいけない部分が多いし、人vs人となる監査対応や税務対応をAIに任せるわけにはいかないというのが現状です。

素直にそのまま報告してしまったら無駄に多く払わなければいけなくなってしまう税務調査とかもあるわけです。

結構難しいところですが、悪意があるわけではなく税務調査で指摘して追徴課税を受けることは本当にたくさんあるのですが、脱税というわけではありません。
税務調査というのは、企業側と税務間側で行われるせめぎあいみたいな感じです。

他にも親会社子会社間で連携を取るときとかにもAIはまだまだ難しいだろうなと思いますし、勘定科目マスタ、部門マスタなどを作成するときは人間の手が必要になってきます。

30年後とか40年後ならまだしも、まだ数年のところだと全然まだまだAIができないというところは存在するだろうなと思うのが私の見解です。

しかしながら、最近では請求書を読み取るだけで自動的に仕訳が切れたりすることがあったり、日々ルーティンで行っている仕事がどんどん楽になっていっている会社が増えているのも確かなことです。

資産登録や前払費用、未払い費用の判断だったりするのもできるのかな?と疑問に思ってしまいますが、日々のルーティン作業が減っていくのは生産性向上にもつながるし良いことだなと思っています。

派遣社員の方が行っている作業がなくなっていっているので、その立場の方は危機感をもって仕事をしていくことが良いでしょう。

まとめ

経理というのはよくわからない作業をしているだろうなーと思われていますが、実際にはこのような仕事をしています。

といっても財務諸表以外は目に触れることがない仕事なので、よく知るのも難しいかもしれませんね。

こんな感じでざっくりと色々やっていると思っていただければ幸いです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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