どうもこんにちは!尾崎(@s4224945)です。
IELTSで苦しんだ思い出でも書こうかと思います。
2010年から2年くらいオーストラリアで留学をしましたが、留学自体よりもその前の英語の試験で何か月も頭を悩ました経験があります。
その悪魔のような試験(金額的にも心情的にもきつかったです)がIELTSでした。
まず、英語圏の大学に入るための英語資格としてTOEFLとIELTSが存在しています。
どっちがいいの?と聞かれると確かに言葉に詰まりますが、
TOEFLをやっている場合はTOEFLで試験を受けた方が、留学の助けになるかと思います。
TOEFLの方がレベルが高いし、やはり英語のレベルを上げたいという人や授業についていけるレベルになりたいという人はTOEFLを受けるべきかと思います。
たまにPCのブラインドタッチができないからIELTSという人もいるでしょうが、PCのブラインドタッチができないと留学中に死ぬほど苦労するかと思います。
・・・
イギリス系の大学にあるファウンデーションコース、大学、大学院などに留学したい人にとっては登竜門的な存在のIELTS。移民申請の時にも使われていますが、とても苦戦する人が多いです。
トータルスコアが7とか6未満があってはいけないなど、いろいろな要因がありますけど、とにかく全世界の人がこのIELTSでてこずってしまいます。
日本では2010年くらいから英検が試験の運営をしています。その前は日本のブリティッシュカウンシルが運営していたと思います。
簡単に思える人も中にはいるのかと思いますが、多くの人が苦戦しているかなと思います。なぜこんなに躓く人が多いのかというと、その試験の性質が物語っています。
IELTS概要
試験は4セクションにわかれていて、Listening,Reading,Speaking,Writingにわかれています。
SpeakingとWritingのどちらかに躓くことがあり、かつ両方とも点数があがりにくいという性質があります。
この部分はTOEFLと同じだと思います。
・試験の出来は同じくらいなのに、採点が微妙なのではないかという疑念がでる
・特にスピーキングとライティングはネックになったり、採点が微妙だなと思うことが非常に多いです。
・Overallで〇〇点かつ下限が〇点までというような制約が多くの基準で設定されているので、クリアしにくい。
個人的に辛いと感じたのは以上のようなところでしたが、なかなか苦労しました。
※ちなみに、IELTSには採点の再度のチェックを5〜6000円をすることもできます。
各セクションの概要
Listening
単語の記述があり、単純に問題の選択式ではないということ。
一瞬でも聞いていないとかなり問題を失うことがあります。
単語のスペルミスでも点を落とすため、簡単な単語でもしっかりと覚えておく必要があります。
公式問題集で何度も問題を解くことが一番勉強になったかと。
Reading
とても多くの文章問題で、TOEICなどども傾向がかなり違います。慣れないアカデミック記事からの問題なので、なかなかわかりづらいです。
読み慣れてない人が多いので、読み方のテクニックが必要になり、問題に対して必要な部分、必要じゃない部分の取捨選択が必要になってきます。
公式問題集で何度も問題を解くことが一番勉強になったかと。
↓こちらもご参考までにご覧ください
Writing
結構躓く人が多くて、問題になることが非常に多いところです。
公式問題集でも問題が少なく、回答も非常に不親切なため、とても勉強がしずらいのが特徴。
フレーズをたくさん覚えこんでいくのと、良い回答をたくさん読み込むこと、多くの問題になれること、記述式なので手で記述することになれるのと、時間配分を間違えないことが必要です。
Speaking
こちらも問題は対策しづらいです。
Speakingは試験管と対面式なので、やりやすい人とやりにくい人とに分かれると思います。
発音や語彙、流暢さ、論理性などの項目を見られていきます。
Section2は主張
Section3は討論
といったところでしょうか。
それぞれのSectionで対応が求められます。
Section1は日常会話なので、いろいろと過去問題を漁って丸暗記しておくことである程度は対策可能だと思います。
Section2,3になるとかなり対策しにくくなってきますが、ディベーターズブックなどを持っておきある程度の質問に対して自分なりの答えを頭で一度考えておくとかなり対応ができるようになってきます。
別記事にも書きますが、こういうの使って対処していました。
終わりに
そういえば語学学校などでも対策が取られていたり、IELTS専用の教室がありました。今考えてみると、それだけ独学は難しいと思う人がいるようでした。
普通に語学学校にいるよりも、IELTSの対策をした方が明らかに英語もレベルアップするので、もし語学学校にいる人がいましたら、受講すると自分の英語のためになるかと思います。
すべてのセクションでいえることですが、しっかりと最新の公式問題集を何度も読み込むことが必要です。
その上でwritingとスピーキングに関しては別途対応が必要となってきます。具体的にはフレーズなどの言い回しや文法的な正確性をあげるためにしっかりと文法を学ぶことも必要になってきます。
レジスターと呼ばれる、難しい語彙を使っていくことも重要なポイントとなります。
あれやこれや色々とポイントがありますが、IELTSのwritingとspeakingの審査基準というものはしっかりとweb上にあがっていますので、一度見ておくことが必要かなと思います。
時間配分もそれぞれ求められますし、なかなか骨が折れる試験、それがIELTSです。
私が最後に試験を受けたのが2010年なのですが、できる限り使っていた教材などはお伝えしようかと思います。(2010年の時はあまり本とかwebにも情報がそんなになかったので英語の教材やwebを見て参考にしてました。)
決して簡単な試験ではありませんし、2万円超と高い上に4時間超の試験なのでかなりタフな英語の試験といえます。
しかし、移民の要件や大学、大学院の試験要件ともなっているため、これをクリアしなければ道は開いてこないのも事実です。
なんとか早期にクリアしたいところですが、私は半年くらいかかってしまいました。
▼こちらの記事もおススメ