日商簿記1級の試験のために最近は勉強していますが、実は5年ほど前にも勉強をしようと思ったのですが、そこで一度挫折しています。
今考えてみると教材のせいもあるような気がするので、TACの独学道場を振り返ってみます。
金額は約8万円程度なので、懐にそこまで痛みはないかと思います。手軽に始められる料金設定だと思います。
教材がなんとなく合わなかった
5年前にTACの独学道場を受けてみましたが、なんとなく教材が合わなかったです。
悪い教材ではなかったのですが、TACの「簿記の教科書」シリーズを使っていました。
「簿記の教科書」シリーズは市販で売られているものですが、そこそこ定評があるものです。
人によってはこれだけで合格できたというものがありましたが、独学で学ぶには結構キツイ様な気がしています。
この「簿記の教科書」シリーズは基本的に市販のものであり、そこらへんで買うことができます。
それが独学道場を受けるとついてきますが、独学道場の利点はこれにプラスで答練がついていること、DVDがついていることの2つだったと思えます。
つまり、独学道場を行うことによって得られるメリットがそこまで大きくないかなぁと感じてしまいました。
そこそこ費用がするため、クレアールの1級講座と対比してみると、教材がない分そこだけ安くしてくれてもいいのになぁと思うところです。
教材が予備校のオリジナルでそこでしか買えないものとかだといいのですが、そうでないところは結構気持ち面でもマイナスです。
教材は紙媒体のみだったところもマイナスポイントです。これに関してはStudyingやクレアールが手厚いだけなのかもしれませんが、PDFを用意しておいてほしいところです。
今時はもう紙媒体だけではなく、いつでもどこでも手軽に復習できるようにPDFを追加しておいてほしいなと思った次第でした。
個人的には紙の教材だと運ぶのが面倒で全くやる気にならないです。一か所に集められるPDF教材の方が手軽に始められるので好んで使っている状態ですね。
解説動画が結構単調
これも好き嫌いがわかれるところですが、DVDは割と単調で、教科書をそのまま解説してくれるタイプです。
予備校の良さというのはその教科書や問題集をわかりやすくかみ砕いて解説してくれるところにあると思うので、ここがまた違うかなぁと思ってしまったところです。
結果的に独学道場を使うより普通にTACの講座を使った方がいいのではないか?と元も子もないような結論になりました。
値段をそれだけかけるとリターンが返ってくる・・・それが普通のサービスのような気がしました。
ちなみに5年前は仕事が忙しすぎて全く勉強できずに終わっています。