どうもこんにちは!尾崎(@s4224945)です。
今回は英語を目指すならブロークンイングリッシュを目指した方が、色々な人が幸せになれるんじゃないか?ということを書いていきます。
ブロークンイングリッシュは簡単に言うと、非英語圏の人たちが喋る英語なのですが、その概要について、ぜひ興味がありましたら見ていってください。
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ブロークンイングリッシュのことを話すその前に
日本であふれかえる英会話の基本とされているアメリカン・イングリッシュです。
ほとんどの英会話教材は、アメリカのテレビ局のオンエアー、ハリウッド映画、メジャーリーグの実況放送、洋楽などを連想とさせるのはすべてアメリカ人の発音ががベースになっていると言えますね。
そして多くの場合はアメリカ英語を目指そうということを暗に教え込まれてしまいます。
かなり難しいのですけれどね本当は。
世界の英語人口は、ざっくりで約17~8億人と言われています。
もちろんこれはネイティブだけではなく、英語を第二外国語と定めている国の人口も含んだだ数ですが、17~8億人のうちネイティブはたった約4億人なんです。
ということは総英語人口の23%に過ぎません。
残り77%はかなりうまい人がいるにしても「ブロークンイングリッシュスピーカー」なのです。
非英語ネイティブ国家のうち、政府が自国民英語通用率100%宣言をしているのは、アイルランド・オーストリア・オランダ・フィンランドの4カ国とのことです。
アイルランドってそもそも英語だと思ってました。
確かにオーストリアとオランダに行ったときはよくみんな英語が使えるなーと思いました。
考えてみると10人中8人が非ネイティブという現実がある以上、完璧な英語なんでそれを目指すことはしなくていいわけで、こちらが話す英語もブロークンでいいということになります。
アメリカの綺麗な英語を使わなければならないという妄想ははっきり言って邪魔になってくるわけです。
しかしこれは、日本とアメリカの関係、アメリカの影響力の大きさを考えるとよくわかることです。
また、日本の英語教育の世界でも、アメリカ人っぽい、きれいな発音こそが正しい英会話であるという考え方が染みついています。
ところが、実際に世界に目を向けてみると、アメリカ以外のいろいろな国の人たちが、アップルの新作発表会ともいえるWWDC2018のプレゼンを見ているとインド系の人か、訛りのある英語を喋っている人もいました。
クセのある英語でしたが、堂々と話しており特に聞くには影響ありませんでした。
テレビで見かける、各国の政治家の英語や、スポーツ選手のインタビューで欧州リーグなどの選手の英語を聞いてみると、アメリカ英語ではないそれぞれの訛りを持った英語を喋っていることがよくわかります。
全然アメリカの英語ではないんですよね。
それなりに上手ですけど、彼らなりのブロークンな英語を使っているわけです。
彼らは決して怖気づいてしまうことなく、堂々と自国訛りの英語で発言しています。
しかも、彼らが言いたいことは全く問題なくしっかり伝わっています。
ブロークン・イングリッシュとは
コミュニケーション手段としては、発音ばかりに気を取られて、中身のない英会話をするよりも、しっかりと伝えたいことを伝えている英語をブロークンイングリッシュスピーカーの方々は話すことができています。
こうした主に非英語圏の人たちの間で話される英語を「ブロークン・イングリッシュ」と呼ぶのですが、日本人が目指す英会話は、まさにこのブロークンイングリッシュではないかと思います。
ここでご紹介したいのが筑波大学の助教授の落合陽一先生です。
この方は現代の魔術師と呼ばれていて、最近ではもうメディアに引っ張りだこで常に色々と活動されているすごい方ですが、私が注目しているのはこの方の英語観です。
カタカナ発音でも、文法が怪しくても、時に単語のぶつ切りになっても、そこを過度に気にするあまり寡黙になるのなら、気にすることなく、堂々と話したほうがはるかに良い。
落合陽一先生はこんな感じでロサンゼルスで毎年プレゼンをされているそうですが、お世辞にもアメリカ英語とかと比べてしまうと上手いとは言えません。
しかし伝わることは最高に良く伝わってきます。
しかも日本語英語であることを別に恥ずかしいとも思っていないで、そのうち慣れるでしょ笑
みたいなスタンスなのがまたいいです。
このくらいのスタンスでいれば、余計な英語のブラッシュアップなんてしなくていいから本業のことに力や時間を注ぐことができます。
まさに落合陽一先生のようにこのくらいのスタンスを目指していけば十分すぎると思うのです。
アメリカ人のようにかっこよく英語を操るのは帰国子女の方々にお任せしておけばいいと思います。
死ぬほど努力をして英語がうまくなったところで、その時間別の努力に使った方がよっぽど成功する人が増えるのではないでしょうか。
その他大多数の自分のような英会話学習者は、堂々とカタカナ語の「ブロークン・イングリッシュ」を話せばよいのです。
ブロークン・イングリッシュの勉強法は、特質すべきをする必要はないと思います。
考えを変えて、何もネイティブみたいにかっこよく(そもそもネイティブの喋り方がかっこいいと思うところに問題があるのかも)喋らないようにすればいいだけです。
ブロークンイングリッシュでも十分やっていける
その他に色々とブロークンイングリッシュ(完ぺきではない英語)でやっている活躍している日本人を紹介しておきます。
ブロークンイングリッシュを目指すならこんな感じを目指そうという例を挙げておきます。
まず最初は会社の公用語が英語の楽天の社長である三木谷氏です。
すごい慣れていますけど、完璧なアメリカ英語ではないですよね。
こんな感じで喋るのに慣れているので、特別不便そうには見えませんよね。
続いてスポーツ選手です。
サッカー日本代表選手の吉田麻也選手です。
吉田選手はサッカーのプレミアリーグ(イギリス)で活躍しているだけあって英語が結構上手な日本の選手です。
もちろん他のネイティブに比べれば英語が特別うまいわけではないですが、吉田選手の資質もあって、キャプテンマークを巻くこともありますし、チームから期待されていることがよくわかります。
続いて政治界からです。
麻生太郎大臣ですが、この方は英語が結構堪能のようで、外務大臣なのも納得です。
麻生さん的な訛りはありますが、それでもとてもうまいです。
ブロークンイングリッシュの話者としてはこの辺りを目指したいと思えるくらいのレベルですね!
この辺りで、こういった方々の特徴みたいのを押さえてみたいと思います。
話す内容が魅力的で聞きたいと思わせることができる
大前提として、人間的魅力にあふれていて、実力があるため、スポーツにしても政治的な話しにしてもビジネスにしても思わず聞き入ってしまうくらいのものがその人にあるからブロークンイングリッシュでも相手が聞きたい!と思わせることができます。
自分のペースで話す
話す単語とかが出てこなかったとしても、この辺りの人になると、言い回しを変えたりしたり、スピードを遅くしたいるすることで、自分の言いたいことをその時々で伝える力を持っています。非常にまねしたいところですね。
文法は簡単なものを使っている
話すときはスポーツにしてもビジネスにしても専門用語を使うことがありますが、それでも文法自体は特別難しいものを使いこなしているというわけではありません。
簡単な文法の組み合わせだけで話すことができるんですよね。
ブロークンイングリッシュのまとめ
世界にはたくさんの非英語圏の人がいて、それぞれ英語を使いながら生きています。
特に東南アジア各国の人たちが話す英語は、まさにブロークンイングリッシュですが、日本人がマネをしてコミュニケーションを取るだけの価値のある生きた教材みたいなものだと思えます。
最近ではセブ島だったりフィリピンの留学だったりも人気なので、こちらで英語を学ぶのも人気なのがよくわかります。
日本人は決してネイティブを目指していくよりも、ブロークンイングリッシュでもいいから、自分の思っていることを伝えていく能力をどんどん鍛えていくべきだと、私は思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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