簿記1級を取っておけばオーストラリアの大学は余裕な話 | セール情報大好き

簿記1級を取っておけばオーストラリアの大学は余裕な話

オーストラリアの大学で会計専攻だった場合、日本で簿記を取っていれば超有利になります。
少なくとも2級までは勉強していったほうが断然有利になります。

ベーシックな簿記
Financial accounting
Managerial Accounting
Consolidated Accounting

このあたりは簿記検定試験でカバーできるところですし、ほぼそのまま知識が使えます。
2級までだったらそのうちの半分くらいカバーできますし、これらの授業を切り抜けるためにかなり有効な手段となります。
日本に帰ることを前提に考えれば成績(グレード)は特にどうでもいいですが、現地で就職するとなるとグレードはかなり重要です。
個人的には当時、勉強をしに行くのだから、そこで覚えていけばいいという考えをしておりましたが、それは非常に間違った考えだったと思えます。

グレードを上げていくことを考えれば、事前にできることをやってしまえばいいと思います。
そもそもオーストラリアの大学/大学院は週に進むスピードがかなり段違いに早く、切り抜けるためにいっぱいいっぱいになりがちになります。

ここに課題や中間テスト、プレゼンなどが絡んでくるとかなり余裕はなくなっていきますのでできる限り時間と精神的余裕を持っておくことが重要となります。

カリキュラムによりますが、簿記1級を持っていることで1.5yearの1/3の科目をカバーできるのはかなり楽になることは間違いありません。(その他法律科目、その他あります。)

特に何も勉強していないところから始めるAccountingや理解するのがかなり難しいConsolidated accountingはてこずってしまうところなので、負担を減らすことができるならば確実にプラスとなるでしょう。

もちろん、簿記検定試験のレベルが高いところもありますが、やはり日本の簿記教育のレベルの高さがこのことからうかがい知ることができます。

一般的にですが、日本の会計士は非常に簿記の力が強いといわれています。海外のCPAと比べてもその力が異常に強いので、簿記レベルで行けば間違いなくレベルが高い教育が行われていることになります。

仕事をしてみてJCPAやUSCPAなどと比べてみるとJCPAの簿記力の高さは突出しています。海外がおそろかにしているわけではありませんが、ここまで簿記に対するレベルが違うと海外ではアドバンテージとなるのではないでしょうか。

なので、オーストラリアに限らず会計を勉強したいという人はいったん簿記検定試験の勉強をしていくことをおすすめします。

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